2016年09月12日

がれき再利用のセメントなら入札優遇 国交

国土交通省は、建設業者が東日本大震災のがれきからできたセメントを使えば、公共工事の入札で優遇することにした. 震災のがれきの再利用を促すためだ. セメントは被災地の復興事業などで道路や橋の材料として使う. 来週にも詳細を決め、近く始める. がれきセメントは、岩手県と青森県にある業者の工場で、がれきの木くずなどを燃やして取り出したセメント成分からつくられている. 国交省は公共工事で優遇すれば、利用が増え、がれきの処理にも役立つと考えている. 国交省は自らが注文を出す工事のほとんどを優遇の対象にする. 公共工事の契約をする場合、建設業者が示した入札額(建設費)と業者の技術力を総合評価して業者を選んでいる. 工事でがれきセメントを使えば、技術力の評価点を上乗せする. 評価点の満点は130~200点で、がれきセメント利用では2点しか加わらないが、建設業者は「1点を争っていて、点数が上がるなら当然使う」(大手ゼネコン). 入札で使うと言いながら実際に使わなかったら、次の入札で不利になるペナルティーを科す. 東日本大震災を機に、科学者に対する国民の信頼度が下がったことが、政府が19日に閣議決定した2012年版「科学技術白書」で明らかになった. 複合災害時の原発の弱点に対する想定が甘く、巨大津波も予測できなかったことなどが背景にあると分析している. 文部科学省が国民約1600人を対象に毎月実施している意識調査では、「科学者の話は信頼できる」と回答した割合は、震災前の2010年10月~11月の調査は84.5%だったのに対し、震災後の11年10月~11月は64.2%と約20ポイント低下した. 逆に「信頼できない」割合は5.2%から15.2%と10ポイント増えた. 「研究開発の方向性は専門家が決めるのがよい」という問いでは、09年11月に電力中央研究所が実施した訪問調査(回答数685人)では、「そう思う」が78.8%だったのに対し、11年12月の文科省の訪問調査(同984人)では45.0%と下がった.
posted by ChinenMiyo at 15:47| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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